2024/11/10 16:53

こんにちは!

ちょっとトルココーヒーについて調べてみた。
砂に容器を置いて湧き上がってくる珈琲の動画を見てて純粋になんだこれ?面白そうって。

「砂の上で淹れるトルココーヒー」という伝統的な方法

砂でのトルココーヒーは、常のガスや電気コンロではなく、熱した砂を利用してコーヒーを加熱する方法です。
コーヒーがより均等に、ゆっくりと温められ、独特の風味が生まれます。
【必要なもの】
    熱した砂(専用の砂を使った電気器具もあります)
    イブリック(トルココーヒー用の小さな鍋)
    極細挽きの焙煎豆(6~7g)
    水(60~70ml) 
    砂糖(お好みで)

【手順】
  [砂の準備]
   砂はあらかじめ熱しておきます。
   伝統的には、金属製の大きな平らな器に砂を入れ、その下に炭火を置いて砂を温めます。
   現代では、電気で温まる砂のコーヒーメーカーもあります。

    [砂の中で加熱]
      イブリックを砂の中に差し込み、砂の熱でゆっくりとコーヒーを加熱します。
      この際、均等に熱が伝わるよう、イブリックを少し動かすこともあります。
      コーヒーが泡立ち始めたら、泡をすくいカップに入れます。
        ★ここがよく動画で見て面白そうと思った場所。

    [再加熱して完成]
      泡をすくった後イブリックを再び砂の中に入れて、もう一度ゆっくりと加熱します。
      再度沸騰寸前で取り出し、カップに注いで完成です。
        ★ここがよく動画で見て面白そうと思った場所。

砂の上で淹れたトルココーヒーは、ゆっくりとした過程と丁寧な作業が必要ですが、その結果として得られる深い味わいは格別です。

トルココーヒーで使用する豆は、非常に細かく挽くことが重要ですが、焙煎の度合いにもこだわりがあります。
トルココーヒーの焙煎豆は、一般的に中煎りから深煎りまでが好まれますが、特に中煎りが最も一般的です。

【トルココーヒー用焙煎豆の特徴】
    [中煎り(シティロースト)]
      トルココーヒーでは、酸味と苦味のバランスが取れた中煎り豆がよく使われます。
      豆の風味が際立ち、トルココーヒー特有の濃厚で芳醇な味わいが引き出されます。

    [深煎り(フルシティ~フレンチロースト)]
      より深煎りの豆を使用することもありますが、その場合は苦味が強くなり、重厚感のある味わいになります。
      深煎り豆はオイリーで、苦味を好む人には適していますが、焦げた風味が強くなる傾向があります。


【トルココーヒー用豆の選び方】
    トルココーヒーに使われる豆の産地はさまざまですが、一般的にアラビカ種が使われます。
    エチオピア、イエメン、ブラジルなどの豆がトルココーヒーに適しています。
    特に、エチオピア産の豆は、フルーティーな香りと酸味が特徴的で、トルココーヒーに良く合います。


【トルココーヒー豆の挽き方】
    トルココーヒーは、豆を極細挽きにすることがポイントです。
    粉の細かさは、ほぼパウダー状になるほどで、エスプレッソ用の挽き具合よりもさらに細かくする必要があります。
    専用のミルや高性能のグラインダーで極細に挽くことが推奨されます。

焙煎の度合いや豆の産地によって、トルココーヒーの味は大きく変わります。
自分の好みや提供するシーンに合わせて、焙煎豆を選ぶのがトルココーヒーをさらに楽しむコツです。