2024/01/26 17:57


香りが良くて苦い飲み物
これは1年前の私のイメージです。

何だかよく知らないけど深煎り、直火焙煎、○○ブレンド、○○バリスタ監修、etc...。
響きは美味しそう。
自販機で手軽に買える缶コーヒーを飲んでた。
ブラックは胃が痛くなってしまっていたので、B〇SSのカフェオレとか。
その中でも好き嫌いはあったけどこれが珈琲って思ってた。

しばらく珈琲を飲んでいるうちに胃が慣れてきたのかブラックでも飲めるようになっていたので基本的にブラックで飲むようになりました。
たまにドリップパックに入っている珈琲を飲んで凄く香りが広がってとても美味しそうで。
なんだか飲んでる自分にも大人って感じがしてた。

私と同じような感覚の方いませんか?

その時に酸味を感じていたかというと感じていなかった。
自分で珈琲豆を買いに行って焙煎の種類が色々あることを知って。
浅煎りを淹れてみて酸味がよく分かるようになってとても新鮮な感覚で。
缶コーヒーを飲むのが遠のいた。

勉強していくにつれ、缶コーヒーをどんどん飲まなくなった。
缶コーヒーや、インスタントコーヒーによく使われるロブスタ種。
深煎りしか多分美味しく飲めないんじゃないかな…。
浅煎りのロブスタ種を飲んでみた感想は、薄い麦茶だった。
浅煎りのアラビカ種を飲んでみれば酸味がありフルーティだしちゃんと珈琲。
どの焙煎度合いでも美味しいと思えるアラビカ種が好き。
ロブスタ種は苦手意識が芽生えてしまって自動販売機等で缶コーヒー買うことはほぼ無くなり、現在に至る。

別に深煎りにすれば美味しく飲めるのは分かってるんですけど。
珈琲は苦い物っていう認識をなんとかしたいなって思う。
個人ごと好き嫌いがあるので色々試してみてほしい。

とりあえずロブスタ種について掘り下げる。

ロブスタ種(Robusta種)は、コーヒープラントの一種であり、主にコーヒー豆の生産に使用されます。
この種は、別名でコーヒーカノフォラ(Coffea canephora)とも呼ばれています。
一般的なコーヒープラントのもう一つの主要な種はアラビカ種(Arabica種)であり、これらの二つの種が主に商業的なコーヒー生産に使用されます。

ロブスタ種のコーヒー豆は、アラビカ種と比較して通常苦味が強く、酸味が少ない傾向があります。
また、ロブスタ種はアラビカ種に比べて栽培が比較的容易で、様々な気候条件に適応できることが特徴です。
そのため、熱帯地域や低地などでの生産が一般的です。
ベトナム、ブラジル、インドネシア等、生産量が多いで国です。

ロブスタ種のコーヒーは、一般にはアラビカ種よりも安価で、またカフェイン含有量が多いとされています。
そのため、エスプレッソや濃いコーヒードリンクのベースとして広く利用されています。
ただし、風味の好みや質には個人差があり、好みに応じてアラビカ種とロブスタ種の組み合わせがなされることもあります。

ロブスタ種(Robusta種)のコーヒーには、さまざまなメリットとデメリットがあります。
メリット
【強い風味とボディ】
  一般的にアラビカ種よりも強い風味やボディを持っています。
  濃厚で苦味があり、しばしばチョコレートや木の香りなどが感じられます。
【高い耐病性】
  コーヒープラントはアラビカ種よりも病気に強い傾向があります。
  これにより、異なる気候や環境条件での栽培が可能です。
【豊富な収量】
  アラビカ種に比べて生産性が高く、一定の収量を確保しやすいです。
  これが、低コストでコーヒーを生産する上でメリットとなります。
【高いカフェイン含有量】
  アラビカ種よりも多くのカフェインが含まれています。
  これにより、エスプレッソや濃いコーヒードリンクに適しています。

デメリット
【強い苦味】
  アラビカ種に比べて強い苦味を持つため、苦味が好まれない人には不向きかもしれません。
【低い酸味】
  アラビカ種に比べて酸味が少ないため、酸味が欲しいと感じる人には不向きかもしれません。
【限定された風味プロファイル】
  アラビカ種に比べて風味の幅が狭く、特有の風味が支配的です。
  多様性を求める人には物足りないかもしれません。
【栽培条件への依存】
  ロブスタ種はある程度の標高や特定の気候条件を好むため、どの地域で栽培されるかによって風味が異なることがあります。

総じて、コーヒーの好みは個人によるものであり、メリットやデメリットもその好みに合わせて考える必要があります。

ロブスタ種を使用したインスタントコーヒーは、市場で一般的に入手可能です。
メリット
【強い風味とボディ】
  アラビカ種よりも強い風味やボディを持っています。
  その特徴が、インスタントコーヒーとしても現れ、濃厚でしばしば苦味が強い味わいになります。
【耐久性】
  インスタントコーヒーは保存が容易で長期間賞味期限があるため、ロブスタ種を使用したものも長期間品質を維持しやすいです。
【手軽さ】
  インスタントコーヒーは手軽に淹れることができ、湯を注ぐだけで簡単にコーヒーを楽しむことができます。
  特に旅行や急な場面で便利です。
【コスト効率】
  アラビカ種に比べて生産コストが低いため、ロブスタ種を使用したインスタントコーヒーは一般的に手頃な価格で入手できることがあります。

デメリット
【風味の限定性】
  風味の範囲が狭いとされ、アラビカ種に比べて多様性に欠けるとされています。
  そのため、風味の幅を広く求める人には物足りないかもしれません。
【苦味が強い】
  アラビカ種に比べて苦味が強いため、苦味が好まれない人には向かないかもしれません。
【品質の差】
  インスタントコーヒーの品質は製造プロセスや原材料に依存するため、すべての商品が同じ品質でない可能性があります。
  ブランドや製品による品質差に注意が必要です。

ロブスタ種のインスタントコーヒーは、手軽さやコスト面で利点があり、特有の強い味わいを求める人にとって魅力的な選択肢となります。

1番は病気になりにくく安く安定供給がしやすい事かな。