ドリップについて
ドリップ豆知識
【良質な豆を選ぶ】
珈琲の味わいは豆の品質に大きく左右されます。できるだけ新鮮で、焙煎したての豆を選びましょう。
【水の質を気にする】
珈琲には約98%が水分ですので、水の質も重要です。できるだけ浄水器を使うか、ミネラル分の少ない軟水を使用しましょう。
【適切な豆の挽き方を選ぶ】
豆の挽き方は珈琲の味わいに大きく影響します。ドリップ珈琲には中細挽きが適しています。挽きたての豆を使用するとより風味豊かな珈琲が楽しめます。
【水温に注意する】
水温が低すぎると珈琲の味わいが薄くなり、高すぎると苦味が強くなります。水温は90℃〜95℃が適切です。
【抽出時間に注意する】
ドリップの抽出時間は、豆の挽き方や水の量、濃さによって異なりますが、一般的に2〜4分程度が適切です。長すぎると苦味が強くなり、短すぎると味わいが薄くなります。
【良いフィルターを使用する】
ドリップ珈琲にはペーパーフィルターが適しています。フィルターによって珈琲の味わいが変わるため、できるだけ良質なものを使用しましょう。
実際にドリップ珈琲を淹れてみよう

【必要な道具】
珈琲豆
珈琲ミル(豆を挽くため)
ペーパーフィルター
ドリッパー(V60やカリタなど、選んだ方法に応じたもの)
キャニスターやケトル(湯を沸かすため)
計量器
タイマー
etc...
【手順】
今回の画像は2人前程度の抽出量です。
・珈琲抽出量(360ml程度)
・豆はキリマンジャロ AA 25g
・焙煎度はハイロースト
・粒度は細中挽
・ドリッパーはHARIO (ハリオ) V60 01 透過 珈琲ドリッパー クリア 珈琲ドリップ 1~2杯用 VD-01T
・アシスト…HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストセット Drip-Assist Set ピート・リカタモデル 1~4杯用 透明 日本製 PDA-1524-T
【水を沸かす】
適量の水をキャニスターやケトルで沸かします。
水の量は、容器を温める用、ドリッパーや珈琲の量に合わせて調整します。

【珈琲豆を挽く】(挽いてある珈琲豆の場合は省略)
珈琲ミルで珈琲豆を挽きます。ドリッパーの形状や使用する豆の種類によって適切な挽き具合が異なるので、中細挽きが一般的に使われます。

【フィルターをセット】
ペーパーフィルターをドリッパーにセットします。フィルターのヘリを折込み、ドリッパーにしっかりとフィットするようにします。

【ドリッパーを温める】
熱湯を使ってドリッパーを予熱します。これにより珈琲の温度が一定に保ちやすくなります。

【珈琲豆をフィルターに入れる】
ドリッパーの上にセットしたフィルターの中に挽いた珈琲豆を均等に広げます。

【熱湯を注ぐ】
珈琲豆の上に熱湯を徐々に注ぎます。最初に少量の湯を注いで粉全体を膨らませ30秒ほど待ちます。そこからゆっくりと円を描くように熱湯を注ぎます。均等に湯が行き渡るように注意しましょう。

私はドリップにはアシスト器具を使います!
下手っぴでも一定の湯量が落ちてくれるのでとても便利。
私は基本的にはサイフォン式で淹れるのでいいんです…(遠い目)

【抽出を待つ】
珈琲がドリッパーを通ってカップに落ちるまで待ちます。抽出時間はドリッパーや好みによって異なりますが一般的には2〜4分程度です。
【珈琲を楽しむ】
抽出が完了したら珈琲をカップに注いで楽しんでください!
因みにホットでも急冷式珈琲について(手順)でも淹れ方は一緒です。
私の急冷式の淹れ方ですが、
1.抽出を受けるサーバーに氷200gをセットします。(抽出され次第急冷させます)
2.珈琲25gで200mlの珈琲をお湯を少しづつ掛けて4分ほどで抽出します。(氷で冷やす際に薄まるので濃いめに抽出します)
3.抽出が終わったらマドラーなどでよくかき混ぜ、氷が入ったカップまたはグラスに注ぎます。
水出し珈琲とは抽出する温度に差異がありますので違う味わいになります。
ドリップ作業がだんだんと慣れて、味が安定してくるとより楽しくなりますよ!